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 色々な原因があります。その前に毛の構造をある程度理解して下さい。一本の糸のように見える毛も顕微鏡で拡大すると複雑な形をしています。写真の様にちょうどのり巻きのような三層構造になっています。
- 外側を囲んでいるのりにあたる部分を毛表皮(キューティクル)といい毛の中で一番丈夫なケラチン(タンパク質の一種)でできています。薬品に対する抵抗力はありますが、物理的な力には弱く摩擦や乱暴なブラッシングなどで傷ついたり剥がれたりします。毛表皮が剥がれると毛は外側の壁(保護膜)が無くなったようなものですから、それだけ弱くなります。
- シャリにあたる中味の部分は毛皮質(コルティクス)と呼ばれ、ここには葉巻状の小さなケラチン繊維=皮質細胞が縦に一杯並んでいます。この繊維と繊維の間を間充物質(マトリックス)という、ちようど
繊維がバラバラにならないようにお互いの間を糊で固めるような役目をしたものが存在しています。この物質も殆どがタンパク質でできています。
- 具のカンピョウにあたる部分を毛髄質(メデュラ)と呼んでいますが、あまり質問には関係ないので説明を省きます。
以上の髪の構造が理解できれば枝毛ができる原因も理解していただけると思います。
乱暴な摩擦(寝ててもおきます)やブラッシングや過度なブローによる熱処理を加える事により、鎧となっている毛表皮が剥がれ毛皮質が剥き出しになります。そこへ不手際なパーマやヘアカラーなどをすると薬品の作用をうけたり、紫外線の影響を受けると毛皮質の繊維をくっつけている間充物質が破壊されて溶け出していきます。
糊の働きを失った毛は無残にも繊維がバラバラになります。それが枝毛の実態です。
毛質の弱い方はご自分でのパーマ・カラーは避け毛髪理論を熟知した美容師さんに任せるのが一番ですね。
予防としては乱暴なブラッシングやシャンプー、摩擦、過度な熱処理は避け普段の手入れの中に水分とP・P・T
(猫毛の手入れも参照)をしっかり髪に与えてあげてください。
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